人気トップのウェブサイトBEST８

福井紗香 ⋅ 08/09/2021

今日では、検索エンジンや情報系ポータルサイトが人気ウェブサイトランキングの上位を占めており、10位以内に入ったオンライン小売サイトはたった1個だけでした。ただし、ソーシャルネットワーク最大手であるミクシィは現在8位となっています。

このランキング結果は、日本独特の文化、起業家精神、インターネットビジネスの特徴をあぶり出しており、ブランディングやマーケティング戦略に取り組んでいる人にとっては必見です。

1.Yahoo.co.jp

日本国内では、ヤフーがグーグルよりも圧倒的に人気があり、インターネットユーザーの約5％が毎日のようにyahoo.co.jpを訪れています。このうち、ヤフーのサブブランドの一つ、ヤフーオークション（日本最大のオークションサイト）、ヤフートラベル、ヤフーウェザーなどが大きな割合を占めています。

2.Google.co.jp

グーグルの多言語検索エンジンは、日本国内での評価を高めようと多くの努力がなされたにもかかわらず、何年間も人気はあまり変わっていません。というのも、ヤフージャパンがいち早く市場に参入し、パートナーシップの構築に注力して、強固な基盤を築き上げたためでしょう。

3.fc2.com

無料かつ簡単に利用できるウェブサイト構築・ブログホスティングサービスであるFC2は、ビッグダディとブロガーの中間のようなサイトで、ブランド認知度の高い企業を抑えて、いつのまにか順位を上げ3位に入りました。

4.Youtube.com

グーグルは、Youtubeで成功を収め、日本発動画サービスであるニコニコ動画を見事打破しました。ニコニコ動画は著作権問題に悩まされていましたが、Youtubeは著作権管理および紛争解決を迅速に行うことができています。全世界のインターネットユーザーの約23％が日常的にYoutubeを利用しており、そのうち8％が日本人ユーザーと推定されています。

5.Rakuten.co.jp

楽天は、アマゾンとイーベイの中間のような存在で、国内eコマースにおける中心的存在です。現在、楽天は登録ユーザー700万人以上とショップ3万店を擁しており、楽天トラベルや楽天ファイナンスなどといった多くのサブブランドがあります。

6.Ameblo.jp

日本に拠点を置き、新しいトレンドにいち早く対応してきた無料ブログサイト。2009年12月にはTwitterジャパンに対抗するマイクロブログネットワーク「アメーバなう」を、2010年3月にはFlashを使ったフェースブック用アバターツール「アメーバプロ」を始動しました。

7.Livedoor.com

日本国内の300万人以上がライブドアブログを利用している、と推定されています。全世界のインターネットユーザーのうち、livedoor.comを日常的に利用している人の割合は約1.2％です。元CEOの堀江貴文氏は、ライブドアの検索エンジンと情報サイトの知名度を上げた、という功績がありますね。

8.Mixi.jp

技術的にはFacebookの方が優れているにもかかわらず、日本発のミクシィは、ソーシャルネットワーキングサイトの中でも一番人気で、フェイスブック（31位）との大きな差を保っています。Facebookは、日本市場への参入が遅すぎた企業の典型と言え、ミクシィとの果てのない競争に巻き込まれています。

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